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国立社会保障・人口問題研究所の公表<掲載日:2023.06.01>

 日本の国勢調査は総務省統計局から各都道府県、市町村により5年ごとに実施されています。直近では令和2年10月1日午前零時現在の調査が行われました。
 国立社会保障・人口問題研究所が、令和2年国勢調査の結果を基に、日本の将来推計人口(令和5年推計)を本年4月26日に結果を公表しました。この結果は新聞テレビ等の報道により既にご覧になられた方も多いと思いますが、改めてその時の報道機関への公表表題は、 ~総人口は50年後に現在の7割に減少し、65歳以上人口はおよそ4割を占める。前回推計よりも出生率は低下するものの、平均寿命が延伸し、外国人の入国超過増により人口減少の進行はわずかに緩和~ となっています。
 この中で「総人口は50年後に現在の7割に減少、65歳以上人口はおよそ4割に」なり「総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は、2020年の28.6%から2070年には38.7%へと上昇」となっています。
 このことは、総人口の4割になる65歳以上の高齢者を、6割の64歳以下(0歳から64歳)の現役世代で支えることになり、現在でさえ労働力不足の高齢者介護の将来はどうなることやら大変心配になります。
                      令和5年6月1日 麻機園 園長 秋山 通

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