11月といえば夏はとうに過ぎ去り秋本番の時期です。
私は10月に2回県外に出かける機会がありました。中旬には北関東から南東北地方へ、下旬には西隣の隣県でした。例年では標高の高い東北地方の山では紅葉シーズンとのことで期待していましたが、今夏の猛暑の影響によるのか残念ながら紅葉にはまだ早く期待していたような紅葉は見ることができませんでした。
また今年は世界各地で異常気象(?)による豪雨被害の報道があり、日本でもそうでしたが、ヨーロッパ、東南アジアなどでは数百人の死亡者や行方不明者が出ているようです。気候変動対策が叫ばれ、その対策に積極的な国も増えている中、気温の上昇、極地の氷塊の融解、海水面の上昇等々気候変動の原因とされる二酸化炭素の排出抑制がなかなか進んでいないことが大きな要因のようです。
春夏秋冬と四季がはっきり感じられる日本ですが、気候変動がこのまま進むとどうなってしまうのでしょうか、春の桜や秋の紅葉など地球の自然に依存している私たちの楽しみも急速に変化してしまいそうで心配な今年です。
令和6年11月1日 麻機園園長 秋山 通